ID Manager


INDEX


○はじめに

このたびはID Managerをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
ID ManagerはIDとパスワードを管理するソフトウェアです。
最近のインターネットで発行されるさまざまなIDとパスワードを記録しておくことができます。

ID Managerはフリーソフトです。

解凍したときに含まれるReadme.txtファイルもあわせてお読みください。

Web上でアンケートも行っておりますので、ご協力ください。


○使用方法
アカウントの作成
左のツリービューにアカウントの一覧が表示されます。
アカウントが登録されていない場合は「編集」−「項目の新規作成」で項目を作成してください。
最大10,000個までの登録が可能です。


選択
左のツリービューのアカウントを選ぶとそれぞれの内容が右側に表示されます。
ツリービューのアカウントを右クリックすることで、ポップアップメニューでの操作も出来ます。


情報の入力
右の欄を自由に使って、それぞれのアカウントごとの情報を入力してください。
各項目の最大文字数は以下のとおりです。

項目 最大文字数
タイトル(Title) 256文字
アカウントID(AccountID) 項目名 128文字
アカウントID(AccountID) 128文字
パスワード(Password) 項目名 128文字
パスワード(Password) 128文字
追加項目1 項目名 128文字
追加項目1 内容 128文字
追加項目2 項目名 128文字
追加項目2 内容 128文字
URL 256文字
e-mail 256文字
File 256文字
コメント(Comment) 10000文字

その他の項目
 Issue Date: 項目の発行日
 Expiration Date: パスワードの期限切れの日
 Paste Type: 一括貼り付けのカスタマイズタイプ

ヒント
各ボタンの上にカーソルをあわせるとヒントが表示されます。
ヒントを見ながら操作をする事でいちいちヘルプファイルをみることなく
操作を思い出す事ができますので参考にしてみてください。

貼り付け
入力してある情報を別のウィンドウに張りけることができます。
タスクトレイ常駐時は、タスクトレイ上のアイコンを右クリックすることで、貼り付けの動作をタスクバー内のみで行う事ができます。

タスクトレイ
タスクトレイでは、以下のような操作ができます。
・一括貼り付け
・アイテムを選択して一括貼り付け
・個人情報の貼り付け
・ID Managerの終了


○メニュー


ファイル
項目 機能
データのインポート データファイルのインポートを行います。
ファイルの読み込みのダイアログが表示されますので、
インポートするデータファイルのファイル名を指定してください。
インポートを行うと現在のすべてのデータは破棄され、新しくインポートしたファイルの中身に置き換えられます。
データのエクスポート データのエクスポートを行います。

ファイルの保存のダイアログが表示されますので、
エクスポートするデータファイルのファイル名を指定してください。
ファイルのバックアップなどに使用してください。
CSVファイルから読み込み CSV形式のファイルを読み込みます。
読み込めるCSVの形式は詳しい情報を参考にしてください。
CSVファイルへの書き出し CSV形式のファイルを出力します。
ファイルの保存先のダイアログが表示されますので、
出力するCSVファイルのファイル名を指定してください。
印刷 登録項目の一覧を印刷します。
ユーザの変更 ユーザを変更します。
ID Managerを終了 ID Managerを終了します。

 

編集
項目 機能
新規フォルダの作成 新しいフォルダを作成します。
新規サブフォルダの作成 現在のフォルダの下に新しいサブフォルダを作成します。
新規項目の追加 新しい項目を追加します。
項目の複製 現在の項目の内容とまったく同じ内容の項目を新規に作成します。
項目の削除 選択した項目を削除します。
項目を一つ上に移動 選択した項目を一つ上に移動します。
項目を一つ下に移動 選択した項目を一つ下に移動します。
フォルダを最上位に移動 選択したフォルダを最上位に移動します。
アルファベット順に並べ替え 全項目をアルファベット順に並べ替えます。
更新の禁止 チェックすると項目情報の変更を禁止します。誤って変更することを防ぐために、ロックしておきたいときに便利です。新しいフォルダやアイテムは依然として作ることができます。

 

貼り付け
項目 機能
一括貼り付け 一括貼り付けは直前に操作していた別のウィンドウにID + TABキー + Passwordを送る事ができます。ブラウザなどの入力フォームにあわせてからこのコマンドを選択する事で簡単にIDとパスワードを入力する事ができます。
*タイミングがうまくいかない場合は設定のDelayTimeの値を調整してみてください。
AccountIDを直前ウィンドウに貼り付け AccountIDを直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
Passwordを直前ウィンドウに貼り付け Passwordを直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
Item1を直前ウィンドウに貼り付け 追加Item1の内容を直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
Item2を直前ウィンドウに貼り付け 追加Item2の内容を直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
URLを直前ウィンドウに貼り付け 追加URLの内容を直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
e-mailを直前ウィンドウに貼り付け 追加e-mailの内容を直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
Fileを直前ウィンドウに貼り付け 追加Fileの内容を直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
ユーザー情報の貼り付け 指定したユーザー情報を直前に操作していたウィンドウに貼り付けます。
クリップボードにコピー 項目をクリップボードに送ります。
クリップボード経由で貼り付け チェックをすると、一括貼り付け、貼り付けがクリップボード経由で行われるようになります。チェックをはずすと、キー入力のエミュレートにより貼り付けをするようになります。クリップボード経由のほうが成功確立が高いです。場合によって使い分けてください。

 

表示
項目 機能
マスク チェックすると、項目の部分が*******という表示に変わります。
チェックをはずすともとの表示に戻ります。
隠す チェックすると、項目全体を非表示にします。スペースを節約するときに便利です。
チェックをはずすともとの表示に戻ります。
ツリーのすべての項目を展開 選択すると、ツリー上のすべての項目が展開表示されます 。
ツリーのすべての項目を縮小 選択すると、ツリー上のすべての展開項目が閉じられます。
常に手前に表示 チェックするとウィンドウを常に手前に表示するようになります。
チェックをはずすと元に戻ります。
ツールバーを表示 チェックはずすとツールバーを非表示にします。
チェックをすると再びツールバーを表示します。

 

設定
メイン設定
項目 機能
デフォルトユーザーに設定 現在のユーザーをデフォルトユーザーとして設定します。
デフォルトユーザーに設定しておくと、ログイン画面で一番最初に表示されるようになります。
またパスワードのスキップ機能を使用するときにも必要です。
ユーザー名を変更 現在のユーザーの名前を変更します。
ユーザーの削除 現在のユーザー以外の登録ユーザーを削除することができます。
パスワードの変更 パスワードを変更します。
別ウィンドウが開くので、現在のパスワードと新しいパスワードを入力してください。
起動時パスワードの期限切れを通知する このオプションをチェックすると、IDMの起動時に期限切れになっているパスワードの一覧を表示するようになります。
このオプションをチェックしておかなくても、検索からパスワード期限切れリストの表示でいつでもリストを見ることが可能です。
デフォルトの有効期間 パスワードのデフォルトの有効期間を指定します。
IDMは項目が作成されたときに、自動的にこの有効期間を足した日付を、項目の期限切れの日として設定します。
項目新規作成時には更新禁止を解除する 普段は更新禁止状態で使っていて、項目の追加時だけ更新禁止を解除したいときに使います。
ログイン画面をスキップする ログイン画面をスキップします。この設定をONにすると自動的にデフォルトユーザでログインしようとします。
ただし、デフォルトユーザーにパスワードが設定されている場合はログイン画面を表示し、パスワードの入力を求めてきます。


表示設定
設定 機能
項目一覧の展開ボタンを表示する 項目のツリービューの展開ボタンの表示・非表示を選択します。
自動的に選択フォルダの項目の展開を行う 自動的に選択フォルダの項目の展開を行います。選択されたフォルダ以外は自動的に縮小されます。
アニメーションが多めになるので、見た目が気になる場合はチェックをはずしてください。
起動時にすべてのフォルダを展開する 起動時にすべてのフォルダを展開します。項目が少ないときや、フォルダが1つしかないときなどに使用してください。
アイコンの表示 メニューのアイコンの表示/非表示を切り替えます。
フォントの変更 表示フォントを変更します。
ウィンドウ復元時にパスワード入力を求める 最小化したウィンドウを元に戻すときにパスワードの入力を求めるようにします。
タスクトレイからの貼り付けを禁止する パスワードロック時のサブオプションです。
この項目をチェックする事で、ID Managerを最小化しておけば、同じデスクトップを使用する他人に情報を見られることを防ぎます。
縦型のレイアウトに変更 縦型のレイアウトに変更します。チェックをはずすと元に戻ります。
横にInternet Explorerなどを表示させて使いたいときに使用してください。
タスクトレイに入れる タスクトレイに常駐させます。
チェックをはずすと常駐が解除されます。
起動時にタスクトレイに入れる ID Managerの起動時にタスクトレイに最小化された状態で起動します。
ホットキーによるメニューポップアップを有効にする ホットキーにポップアップを登録することで、キーボードからポップアップを呼び出し、いろいろな操作をすることができるようになります。
項目名のデフォルト Account ID、Password、Item1、Item2の項目名のデフォルトを設定します。


データ保存設定
項目 機能
データの読み書きに以下のディレクトリを使用する データファイル.idmの場所を指定することができます。通常はIDMを最初にインストールした場所になります。IDM.iniはここで指定した場所ではなく、IDM.exeと同じディレクトリに置くようにしてください。
別の場所にも保存する バックアップとして、別の場所にも.idmファイルを保存するようになります。
過去のデータを保存する 通常は.idmファイルは上書きされますが、このオプションを指定することで、一世代前のファイルを_old.idmとして保存することができます。
オートセーブ 一定時間ごとに自動的に内容の保存を行います。
不意のマシンのフリーズなどに備えます。


一括貼り付け
項目 機能
新規作成 一括貼り付けのタイプを作成することができます。ここで作成したタイプは項目のPaste Typeで選択することができるようになります。
名前変更 一括貼り付けのタイプの名前を変更することができます。
削除 一括貼り付けのタイプを削除することができます。ID+TAB+PASSOWORDはデフォルトの設定なので削除することはできません。
コマンド タイプごとに実行するコマンドを指定することができます。右の設定できるキー一覧から一括貼り付け時に貼り付ける項目を順番に選んで、独自のタイプを構築してください。
コマンド削除 選択したコマンドを一つ削除します。
Delay Time 一括貼り付けを使用するときのDelayTimeを設定します。
一括貼り付けのタイミングが合わず、変な動作をするときに調整してみてください。
通常は300くらいです。値は大きくすると安定して動くようになります。


ツールバー
項目 機能
ツールバーのカスタマイズ リストの中からツールバーに入れておきたいものをチェックしてください。


ブラウザ
項目 機能
標準で使うブラウザの設定 URLを開く、ヘルプの表示、作者のWEBサイトの表示に使用するブラウザのパスを指定することができます。標準ではInternet Explorerのパスが指定されています。


 

ユーザー情報を設定
項目 機能
ユーザー情報を設定 ユーザーの個人情報を設定できます。これを利用することで、ユーザーの住所やe-mailアドレスなどよく利用する情報を簡単貼り付けることができるようになります。ポップアップから貼り付けたい項目にはチェックを、必要のない項目ではチェックをはずしてください。

 

ツール
項目 機能
パスワードの自動生成 パスワードの自動生成ウインドウが開きます。
生成するパスワードの条件を設定してパスワードの生成ボタンを押してください。
押すたびに違うパスワードを生成します。
検索ウィンドウを開く 検索ウィンドウを開きます。
検索ウィンドウを利用して、ID Managerに登録してある文字の検索を行うことができます。
パスワード期限切れリストを表示 パスワード期限切れリストを表示します。
期限切れリスト上の項目をダブルクリックするとその項目に飛ぶこともできます。
ブラウザからURLを開く ブラウザを立ち上げ、登録されているURLのサイトを開きます。
メールを送る メーラーを立ち上げ、あて先に、登録されているe-mailのあて先を自動入力します。
ファイルを開く ファイルを関連するアプリケーションから開きます。

 

ヘルプ
項目 機能
ヘルプを開く ヘルプファイルを表示します。
バージョン情報 IDMのバージョン情報を表示します。

○詳しい情報
古いバージョンからのデータ移行
新しいIDM.exe, Help.htm, Readme.txt, History.txt, Support.txtを、古いID Managerのファイルに上書きしてください。
注)Ver2.5 以前のデータファイルからは直接移行できません。移行する方法はWebのFAQに詳しく書いてあります。
注)最新バージョンで使ったIDM.idmは以前のバージョンでは使用できません。


データファイル
デフォルトではIDM.exeと同じディレクトリに.idmファイルが作られます。
データファイルの保存ディレクトリは任意に設定することができます。
名前の規則は"ユーザー名"+.idmです。ユーザーごとにファイルができることになります。
すべての個人情報は.idmファイルに入っていますので、データのバックアップなどは、このファイルを別の場所(フロッピーやMO)に保存してください。
.idmファイルのあるディレクトリは書き込み可能にしてください。
ログオン画面ではIDM.exeと同じディレクトリにある.idmファイルを自動的に検索します。したがって、不要になったユーザファイルを削除したり、別の場所から持ってきたファイルをIDMのディレクトリに置くことによって、ユーザーの管理が可能です。


iniファイル
IDMはレジストリを使用しておりません。
設定はすべてIDM.iniというファイルに収められています。
配布時には同封せず、実行時に存在しなければ、IDM.iniを作成します。
IDM.iniおよびIDM.iniのあるディレクトリは書き込み可能にしてください。
IDM.iniはIDM.exeと同じディレクトリ下にある必要があります。


アンインストールについて
レジストリは使用していませんので、IDM関連のファイルをすべて消去すれば、アンインストールは終了します。インストーラーを使ってインストールした場合は、Windowsのコントロールパネルより、アプリケーションの追加と削除を使用して削除してください。


CSV形式の保存、読み込みについて
ID Managerで扱える形式についての情報です。
・保存、読み込みとも他段階ツリー形式には対応してません。
・必ず最上位にフォルダ、そのなかにアイテムという形になります。
・CSVファイルの1行目はタイトルと考え読み込みません
・CSVファイルの一列目はフォルダにはfと入力してください。
・読み込み時は上から順にフォルダをまず探します。それまでの行はすべて無視されます。
・列ごとの項目の対応は、CSVで出力したときにできる1行目を参考にしてください。
・"や,の扱いはMicrosoft ExcelでのCSVの扱いを参考にしています。

2重起動
データの整合性を保つため、2重起動はできないようになっています。
IDM.exeを実行しても、ウィンドウが出てこないときは、タスクトレイに常駐しているなど、IDMのプロセスが動いています。


○その他
著作権:
本ソフトウェアの著作権はWoodenSoldierが所有しています。


免責:
このプログラムを使用したことによる、直接あるいは間接的損害に関しての、一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。
特に個人情報を扱うソフトウェアですので、データの紛失、漏洩等、取り扱いには十分注意してください。


転載、再配布について:
収録、掲載は原則自由です。
ただし、中身の一部もしくは全部の改変を行う事は禁止します。


サポート:
サポートに関してはe-mailもしくはホームページ上の掲示板で行います。
e-mailの場合は添付のSupport.txtに必要事項を記入の上送ってくださると助かります。
また、かならず返信するお約束はできませんので、あらかじめご了承ください。


不具合:
不具合については上記サポートの項目にしたがって、ご連絡いただければと思います。
ただし、様々な理由から不具合の解消ができない場合もございます。


連絡先:
不具合報告、ご要望、その他ご不明な点などありましたら、お気軽にご連絡ください。

e-mail:pxb11727@nifty.com

Web site:http://homepage2.nifty.com/woodensoldier/
ホームページ上にも使い方などが載っています。参考にしてください。


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